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お知らせ

2026年元旦 年頭所感

 新年明けましておめでとうございます。

 暦が完成されたとされる紀元前15世紀ごろの殷王朝時代には甲骨文字が使われていました。推古天皇の時代には、日本で最初の学問「四書五経」が整い、大陸から仏教・建築とともに暦も入ってきました。

 現代に伝承される暦は、古より家族の幸せから事業経営や国家の繁栄を願う羅針盤として、年間一千万部を超える最大のベストセラーです。

 新しい年を迎え、先人が遺す叡智の結晶である暦を使って、2026年の象意を読んでみたいと思います。

 まず一白水星は水の気[き]を象徴します。水は低きに流れ、あらゆるものを潤し、形を変えながらも本質を失いません。水は器によって形を変える適応能力があります。この年は暦の統計におちても、柔軟さ、謙虚さ、誠実さが何よりの力になります。表面の動きに惑わされず、本質を見極め、人と和しながら信頼を積み重ねることが求められます。静かなる決意と内面の充実が、やがて大きな流れを生み出していくでしょう。水は冷えると氷になるので、個人においても組織においてもマイナス思考には注意です。

 次に丙は、火の陽気、すなわち太陽の象意を持ちます。万物を照らし、芽吹きを促し、努力の成果を明らかにする光の力です。これまで積み重ねてきた挑戦や研鑽が、形となって顕在化しやすい年といえます。同時に、曖昧さやごまかしもまた照らし出されます。志を鮮明にし、情熱と直観をもって堂々と進む姿勢が大切です。自らの使命を自覚し、その火を絶やさず燃やし続けることが、飛躍への原動力となります。これまでに積み重ねてきたことが、良いことも知られたくないことでも表面化されますので注意です。

 さらに午は、火の陽気が極まる象であり、「仵う(さからう)」の意を含みます。反骨精神や転換の力を象徴し、対立や摩擦を通じて新境地を開く働きを持ちます。既存の枠組みに安住するのではなく、必要な改革には勇気をもって踏み出すこと。物質中心の価値観から心の充実へと軸足を移し、精神性を高めることで、社会への真の貢献が実現します。背く力も正しく用いれば、大業を成す推進力となります。

 暦を活用することは、当たる当たらないといった単純な占いにせず、未来を豊かに幸せになるために日々の過ごし方や働き方の姿勢を事前に防ぐ「転ばぬ先の杖」にもなります。そして、私たち人間も自然界に生きる存在とした自然の流れに調和して生きる知恵を得ることです。日々の選択や決断において、今がどのような気の巡りにあるのかを意識することで、無理や無駄を減らし、機を捉える力が養われます。それは個人の人生のみならず、家族の歩み、組織運営、事業活動においても大きな指針や羅針盤になります。

2026年元旦

株式会社東邦 代表取締役 古橋幸正

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